こんにちはテクニコ@社長の森です。
月初めの朝礼でお話しした内容を少し書かせていただきます。
みなさんスカイプはご存じですか?
2000年初頭に登場したサービスで、電話回線は使わずインターネット回線を利用して通話できる技術で、
(そうそう今みんな使ってるLINEのはしりです・・)運営はあのマイクロソフト社です。
まだあったんだ・・という感覚ですが、このサービスが終了するというニュースを耳にしました。
で私がスカイプと聞いて思い出したのが2011年3月11日の東日本大震災でして、
当時仕事の移動中で、東京のJR三鷹駅で発車待ちの電車内でした、揺れがおさまり幸いすぐに車外へ出れたのですが、
安全確認のため駅構外へ出されてしまい、3月の寒さをしのぐため近くのインターネットカフェへ、
運よく空きがあり入室、どこもいっぱいで入れず外で過ごされた方も多かったので、なんだか申し訳ないと感じながらも・・。
しかし携帯電話で家族、同僚、会社に電話するも全くつながらず不安で心配で、自宅までは50kmありましたが歩いてでも戻ろうかと考えていたとき、スカイプの存在を思い出しパソコンで自宅へ発信、
(自宅がIP電話だったのでつながったのかな?遠い記憶ですみません)
地震発生数時間後にやっと妻の声を聴くことができひと安心。
このころから本格的に通話インフラとしてインターネット回線のサービスが始まったと感じました。
このスカイプ、ピーク時は利用者数が3億人に達していましたが、現在利用者が減少し、LINEなどスマホをベースに開発された個人向けアプリが台頭し、使い勝手の面で敗れてしいました。
無料通話の先駆者であり、素晴らしい技術開発でしたが市場環境への対応の遅れなのでしょう、21年の歴史に幕を下ろすことになりました。
テクニコ株式会社は今年創業36年です。創業者はじめ社員一同お客様の求めるものを考え抜き実行してきたことで継続できたのだと感じます。
これからもみなさまの期待や予想を上回るすごい価値観を提供し、常に成長し続けるよう努力を惜しまず、
いつまでも使っていただける企業にしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございます。