WORK消防用設備点検

消防用設備点検

消防用設備点検とは

消防法により定められている消防設備定期点検制度に基づいた法定点検です。
消火器やスプリンクラー等の消火設備、火災報知器等の警報設備、誘導灯や避難はしごなどの避難設備が点検の対象機器になります。
防火対象物の所有者様や管理者様は設置されている消防設備が正常に機能しているかどうかを定期的に点検し、建物がある地域の消防署長に報告する義務があり、点検は消防設備士または消防設備点検有資格者が行う必要があります。

点検が必要な設備

消防設備には火災の拡大を食い止めるために利用されるものや消火活動に利用されるもの、
避難に利用されるもの等、様々な種類があります。
また建物の規模や作り、用途によって
設置されている設備も違います。
ここでは、もし建物に設置されていれば
点検が必要な設備を紹介します。

  • 屋内消火栓設備

    屋内消火栓設備

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    初期火災で、消火器では消火できない火災に対し有効な消火設備です。 水源、消火栓ポンプ、配管、消火栓ボックス等から構成されており、放水量や操作性によって1号消火栓・易操作性1号消火栓・2号消火栓に分類されており、屋外に設置される屋外消火栓などもあります。
    消火栓ホースの製造から10年を経過したものは、通常の点検とは別に耐圧性能試験を行う事が義務付けられています。

  • 不活性ガス消化設備

    不活性ガス消火設備

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    不活性ガス消火設備は、電気室や美術館、精密機械、電気通信機室等に設備されるもので、消火剤による汚損が少なく、復旧を早急にすることが必要な施設に設置されるものです。

  • 自動火災報知設備

    自動火災報知設備

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    建築物の天井に取り付けられ熱や煙を感知する火災感知器や火災の発見者が手動で作動させる発信機、火災信号を受信する受信機や中継器で構成される報知システムです。 火災発見後の消防への通報など、火災の初期対応時に重要な設備であり、点検時は加熱・加煙試験器を用いて実際に熱や煙を与え、1つ1つ動作試験を行います。

  • 火災通報装置

    火災通報装置

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    火災通報装置とは火災が発生した場合に、あらかじめ録音された自動音声によって自動的に消防署に通報することができる設備です。通報時に自動的に流れるため、パニック状態でも現場の住所・名称を消防署に伝えることができます。

  • 非常用放送設備

    非常用放送設備

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    実際に火災が起こった建物内の人間に正確な状況を知らせる為、その重要な役割を担うのが非常放送設備です。 建物の規模によっては、非常ベルのみで火災の発生を知らせた場合、混乱を招くおそれがある為、自動火災報知設備との連動で内臓音声メッセージにて出火階の伝達を自動で行います。 総合点検の際には各スピーカーの音圧測定なども行います。

  • 避難器具

    避難器具

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    建築物の避難階段等、通常の避難経路が使用できなくなった際に使用される避難はしご、緩降機、救助袋、滑り台などの設備です。
    総合点検時には実際に点検員が避難器具を使った降下試験を行います。

  • 消火器具

    消火器具

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    粉末・液体の薬剤を放射し、初期の火災を消すための可搬式または半固定式の消火器具です。建築物の種類や起こりうる火災の属性に応じて様々な種類の薬剤があり、燐酸二水素アンモニウムを用いた粉末のABC消火器が現在最も普及しています。
    多くの建屋内に設置されている赤色の手さげ式消火器は一度は目にされた事があるのではないでしょうか。

  • 誘導灯・誘導標識

    誘導灯・誘導標識

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    屋外に避難可能な扉や避難口に通じる通路に設置される箱形の照明設備です。
    非常時に誘導灯を辿って屋外に避難できる事を目的とした防災設備で、消防法に準じて設置基準、サイズ、輝度などが定められています。

  • 防火戸・防火シャッター

    防火戸・防火シャッター

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    特定防火設備に分類される防火戸や防火シャッターは、火災の火炎を受けても1時間以上火炎が貫通しない構造と規定されています。 人の手によって開けられている時以外は常に閉まっている「常時閉鎖型防火戸」と火災感知器との連動で扉・シャッターが閉まる「随時閉鎖型防火戸」があり、点検時は実際に火災感知機を作動させ連動試験も行います。

点検内容・周期

対象の建物につき
1年に2回点検を行う必要があります。

機器点検では半年に1回以上
消防設備の配置や損傷などを点検し、
総合点検では1年に1回設置されている設備に
応じて起動させて点検します。
点検の終了後は必要に応じて
機器の交換、修理、施工を行い、
点検結果を消防署へ報告します。

機器点検

6ヶ月に1回行われる点検

消防設備が適切に配置されているか、外観に損傷がないかなど、主に対象設備の外観目視点検、簡易な操作による設備の機能点検を行います。

総合点検

1年に1回行われる点検

機器点検よりさらに詳細な点検で、設置されている消防設備に応じて実際に起動させ正常に動作するかを確認します。

点検の流れ

  • 調査・見積

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    調査・見積

    ご連絡をいただきましたら、現地にお伺いし設置されている消防設備や規模などを事前に調査した後、見積もりを行います。
    また前回点検時の報告書がある場合はそれを元に見積もり可能です。

  • ご契約

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    ご契約

    見積もりにご同意いただければ、契約後に点検日程や時間、点検内容など詳細な打ち合わせを行います。
    飲食店や商業施設などで必要な場合、夜間作業も可能です。

  • 点検作業実施

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    点検作業実施

    弊社スタッフが点検対象の建物に伺い点検を行います。 点検は機器点検(半年に1回)と総合点検(1年に1回)がありますが、総合点検時に2回目の機器点検も行いますので、年2回お伺いします。

  • 改修作業

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    改修作業

    点検時に設備の不具合等があった場合、簡易な作業で済むものに関しては即日改修し、 準備が必要なものに関しては日程調整等を行い改修工事をいたします。

  • 点検報告書作成

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    点検報告書作成

    点検終了後は点検結果報告書を作成させていただきます。
    消防署への提出用、お客様の控え用を作成しお渡しします。

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